はじめて参加を検討されている方へ
〜バッジを購入して視察参加する
日本からの参加者数推移
SXSWには毎年日本からも多くの方が参加しています。
コロナ禍前の2019年までは、例年1000〜1500人前後の参加がありました。
2020年にはコロナによる開催中止、2021年のフルオンライン開催を経て、
2022年からオースティン現地での開催が再開し、2024年には日本から約700人の方が参加されました。
コロナ禍を経て徐々に参加者数は戻りつつあり、来年はより多くの方の参加が見込まれています。
どんな人が参加しているの?
音楽・映画・テクノロジー等の大規模な複合イベントであるSXSWでは、世界中から様々な目的を持つ人々が訪れます。
異なるジャンルやカルチャーを持つ人々と交流するネットワーキングの機会が数多く設けられているのがSXSWの大きな特徴の一つです。
他のイベントでは出会えないような、さまざまな領域の人々との交流から、SXSWならではの新たな学びや発見が生まれます。
どのくらいの費用がかかるの?(視察参加例)
1. 主な費用項目と目安
<航空券>
往復航空券(エコノミークラス): 約25〜35万円
日本からオースティンへの直行便はないため、ダラスやロサンゼルスでの乗り継ぎが一般的です。早めに予約すれば、安いチケットが見つかる可能性もあります。
<宿泊費>
宿泊施設の価格は、場所やタイプによって大きく異なります。SXSW期間中は需要が高まり価格も上昇するため、早めの予約が鍵です。
中心部のホテル: 1泊約8〜10万円
会場へのアクセスが抜群で便利ですが、費用は高めです。
郊外のホテル: 1泊約3〜5万円
少し離れたエリアに泊まれば、費用を抑えられます。ただし、移動時間や交通費を考慮する必要があります。
Airbnb: 1泊約2〜10万円
費用を抑えつつ、キッチン付きの物件を選べば食費も節約可能です。
<SXSWバッジ(チケット)>
参加するトラックやイベント内容によって価格が異なります。
インタラクティブバッジ(早割適用): 約15-25万円(購入時期によって変動します)
プラチナバッジ(全エリアアクセス): 約33万円
<食費>
1日3食を外食に頼る場合、1日約5,000〜10,000円が目安です。フードトラックやスーパーを活用すれば、さらに抑えられるでしょう。
<現地交通費>
Uberやタクシー: 1回あたり約1,500〜3,000円
中心部に宿泊する場合は徒歩で移動できる範囲も広いですが、郊外からの移動には配車アプリが便利です。SXSW期間中は需要増に伴う料金変動がある点に注意しましょう。
2. ケース別費用例
以下は、4泊6日の日程で参加する場合の費用例です。
ケース1: 中心部のホテルに宿泊し、インタラクティブバッジを利用
・航空券: 約30万円
・宿泊費(4泊): 約32〜40万円
・バッジ費用: 約10万円(早割適用)〜25万円(通常価格)
・その他(食費・交通費): 約5〜8万円
・合計: 約80〜120万円
ケース2: 郊外のホテルに宿泊し、インタラクティブバッジを利用
・航空券: 約30万円
・宿泊費(4泊): 約12〜20万円
・バッジ費用: 約10万円(早割適用)〜25万円(通常価格)
・その他(食費・交通費): 約5〜8万円
・合計: 約50〜60万円
3. 費用を抑えるポイント
1. 早割バッジの活用
SXSWバッジは早期購入割引があります。早めの申し込みで数万円の節約が可能です。
2. 宿泊はAirbnbや郊外ホテルを選ぶ
中心部のホテルは便利ですが高額になるため、コストを抑えたい場合はAirbnbや郊外ホテルを検討しましょう。
3. 食費の節約
フードトラックやスーパーで軽食を買うなどして、1食ごとのコストを抑えることが可能です。
4. 移動を計画的に
中心部なら徒歩で移動できる範囲が多いので、ホテル選びの際にアクセスの良さを考慮すると交通費を節約できます。
4. おすすめの予算プラン
SXSWの体験を最大限に楽しむには、参加目的に合わせて費用を調整するのがポイントです。「どれだけの費用をかけるべきか」は、滞在スタイルや興味のあるトラックによって異なります。事前にしっかりと計画を立て、余裕のある予算配分で安心してイベントを満喫しましょう!
近畿日本ツーリストによるSXSW 2025オフィシャルツアーだと初めての方でも安心なのでおすすめです!
・往復航空券(エコノミークラスの場合):25~35万円
・宿泊費(中心部のホテル):1泊 約8-10万円
・宿泊費(郊外のホテル):1泊 約3-5万円
・宿泊費(Airbnb):1泊 約2-5万円
・SXSWバッジ(チケット)費用:10~33万円
例:4泊6日の日程で中心部のホテルに宿泊しインタラクティブバッジ(割引なし)で参加の場合=80〜90万円+食費や現地交通費
例:4泊6日の日程で郊外のホテルに宿泊しインタラクティブバッジ(早割)で参加の場合=50〜60万円+食費や現地交通費
英語が不安な方へ
意外かもしれませんが、SXSWには英語があまり得意でない、または普段英語を全く使用しないという日本の方も多く参加されています。
皆さんの体験談を聞くと、最近はスマホの翻訳アプリを使うことで、カンファレンスの聴講や現地での会話に充分対応できているようです。
SXSW期間中のオースティンには、世界中から英語がネイティブではない人々が多く集まります。日本人が英語を完璧に話せないのは当たり前として、さまざまなアプリやサービスを活用して積極的にコミュニケーションをしようという態度を見せることで、知らない人同士でも言葉の壁を越えた交流ができる場所です。
日本人参加者の方々は、様々なアプリやWEBサービスを利用されているケースが多いようです。
日本からの参加者の声
これまで日本からSXSWに参加した事のある皆さんからのメッセージを抜粋しました。
詳しくは「参加者の声」のページもご覧ください。
・SXSWは他のビジネスカンファレンスとは一味違う体験ができます。SXSWに参加することで視座を一段も二段も高くすることができ、未来思考や現在の課題意識を解像度高く捉えることができました。
・難しくテクノロジーやビジネスや課題解決を語るのではなく、遊び心を持って創造的にテクノロジーやビジネスや課題解決に向き合うべきだということに改めて気づける場です。閉塞感を感じていたり、自分の仕事に行き詰まりを感じている人は、参加するとなにがしか前が開ける感じを持てるのではないでしょうか。
・予算は必要だけれど価値はある。思い出に終わらせないこと。点ではなく線でつなぐべし!
・SXSWは、行って参加しないとわからない伝わらない魅力に溢れています!私も、また参加します!!
・迷っているなら迷わずとりあえず参加すべき。
・現地の空気感や偶然的なセレンディピティはSXSWの魅力だと思います
・SXSWは無数の視点で未来が語られる唯一の場所。特定の専門知識を得るよりも自分の仮説や言語化できないアイデアをSXSWで研ぎ澄ませることがきっとできると思います。
・仕事以外の観点でも、純粋に楽しめる機会だと思います。この場をどう活かすか、それぞれのクリエイティビティを働かせられる所もこのSXSWの醍醐味だと思います。
・現地へ行って体験することはきっとこれからの人生において素晴らしいものになるでしょう!
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SXSW Japanの高橋です。
SXSWの参加にご興味を持っていただきありがとうございます。
SXSWに参加される方法として一番多いのが「バッジを購入して視察参加する」です。この方法で参加するための参考にしてください。
Koki Takahashi
SXSW Japan | Researcher