“サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)は、未来を見る場所ではなく、未来の側に立つ場所です。”

SXSWに魅了されたFuturist宮川が、
この素晴らしいイベントにぜひ訪れるべき5つの理由をお伝えします。

Maiko Miyagawa

Director of SXSW Japan
Futurist / SXSW Official Speaker

1.

「未来を語る側」になる場所

SXSWは、未来を見に行く場所ではありません。
ここは、次の時代を語り、動かす人たちが集う現場です。毎年、ここから世界を変えるアイデアが生まれます。

Twitter、Airbnb、Foursquare─今では当たり前になったサービスも、かつてSXSWの一角で「誰かの小さな挑戦」として始まりました。会場では、AI、AR、ウェルビーイング、モビリティなど、まだ定義されていない次の常識が語られています。

そこでは、技術やアートの発表が目的ではなく、「この変化をどう使い、どう社会を変えるか」という
未来の方向を決める対話が生まれています。

SXSWの魅力は、最先端を知ることではなく、
その変化の熱源に触れ、自分の視点を更新できること。


あなたの中に芽生えた違和感や共感が、きっと次の行動のきっかけになります。

SXSW 2024 Pitch Ceremony – Photo by Christopher De La Rosa
SXSW 2024 Pitch Ceremony – Photo by Christopher De La Rosa

3.

知識ではなく、行動の種を持ち帰る

SXSWのセッションは、ただの講演やパネルセッションではありません。

そこでは、世界のリーダーや思想家、起業家が、
「次に何を変えるのか」をリアルに議論しています。トレンドの紹介や技術の発表にとどまらず、一つひとつのテーマの奥に、「行動へ向かうエネルギー」が流れています。

ある人は、AIを使って社会を再設計しようとし、ある人は、アートで孤独を照らそうとしている。
それぞれのセッションの背後にあるのは、「変化を恐れず、次の一手を考える人間の思考」です。

SXSWで得られるのは知識の多さではなく、自分の中で何かが動き出す瞬間。
「これを試したい」「一緒に考えたい」と思える出会いが、未来の行動を導き出します。

The Black Keys – SXSW 2024 – Photo by Tico Mendoza
The Black Keys – SXSW 2024 – Photo by Tico Mendoza

5.

行くことは、自分の次のステージを選ぶこと

SXSWの会場には、無数の「はじまり」が溢れています。新しい挑戦を語る起業家、社会の痛みに向き合う研究者、まだ名もない音楽を鳴らすアーティスト。

誰もが、自分の「次」を見つけに来ています。彼らの言葉や表現に触れるとき、私たちは問い直されます。
――自分は、何を信じ、どんな未来に立ちたいのか。

SXSWの魅力は、情報や出会いの多さではありません。ここに立つことで、自分の中の「軸」が更新されること。それは、人生の方向を決める瞬間でもあります。

何か新しいことに挑戦したい、これからの自分を更新したいと思うなら、
SXSWは、その扉を開く場所です。
ここでの出会いと体験が、あなたの未来を静かに、そして確かに動かしていくでしょう。

2025 SXSW Dates - Paramount Marquee - Photo by Tico Mendoza
2025 SXSW Dates – Paramount Marquee – Photo by Tico Mendoza

SXSWは、言葉では表しきれないほどの情熱とエネルギーに満ちています。
世界中のビジネスパーソン、アーティスト、研究者、起業家──
立場の異なる人々が、同じ問いを胸に集います。
「次の時代をどう生きるのか?」その現場で生まれる対話と共鳴が、
あなたの中の創造性を呼び覚まし、
次の挑戦へと背中を押してくれるはずです。
SXSWでの体験は、一生忘れられないものになるでしょう。
それは、驚きや感動を超えて、「未来の側に立つ」という実感です。

どうか、自分の目でその瞬間を見てください。
ここから、あなたの次の一歩が始まります。

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