こんにちは!SXSW Japanの高橋です。
2025年4月、SXSW会期終了後にオースティンで実現した一つの大きな対話。それは、SXSW社のヒュー・フォレスト社長と、愛知県・大村秀章知事との会談でした。
この面談は、SXSW Japanが現地調整を担い、愛知県の継続的な取り組みの延長線上で実現したものです。

SXSW Japan / Researcher
高橋功樹
1. 出展、派遣、対話——積み上げた実績がつくった信頼
愛知県はこれまで複数年にわたり、SXSWに学生起業家や県内のスタートアップを積極的に派遣してきました。2025年には展示会内に愛知県ブースを設け、スタートアップ3社が出展するだけでなく、公式セッションへの登壇も実現させました。
「SXSWに何のために行くのか?」という段階から始まったプロセスが、数年をかけて県の中に根付き、アクションとして形になったのが今回のSXSW2025でした。
フォレスト社長との面談では、大村知事がその経緯をご説明くださり、今後も出展支援を継続する方針を表明して下さいました。これに対しフォレスト社長も、「SXSWを通じた愛知県の参加は、日本全体の存在感を高めている」と応じ、今後の連携強化に合意しました。

2. 「SXSWの重要性が理解された」という確かな実感
3年に渡る愛知県からSXSWへの派遣事業や、大村知事による2023年と2025年の2度のオースティン訪問・会談を通じて、SXSWは単なる“海外イベント”ではなく、愛知県にとっての国際連携やスタートアップ支援の「戦略的な拠点」として認識されています。
その土台を築いてきたのは、現地での継続的な出展とネットワークづくり。そして、SXSWという場が持つ「国際的な信頼感」と「現地の熱量」でした。
※大村知事はオースティンだけでなく、アメリカ国内で様々な会談を行われました。その詳細はこちらをご確認ください。
3. 今後の展望——SXSWを使いこなす自治体へ
愛知県は2026年のSXSWにも出展支援を継続予定です。SXSWを一過性の取り組みを「試す場」ではなく、継続して参加する事で「戦略的に使いこなす場」として捉えていただいてます。
SXSW Japanでは、今後も行政・企業・スタートアップの三者が現地でどう機会を最大化するか、その設計と支援に引き続き取り組んでいきます。
自治体関係者の皆さま、SXSWへ行きませんか?
ご興味ある自治体・関係者の皆様、SXSWをどう活かすか悩んでいる方、ぜひご相談ください。出展だけでは終わらせない“その先”の支援を、私たちはご一緒します。
SXSWは、言葉では表現しきれないほどの情熱とエネルギーに満ちた場所です。
ビジネスパーソン、アーティスト、その他どんな人にとっても宝の山のような場所です。
ここでの経験とつながりが、あなたの人生に新たな飛躍をもたらすでしょう。
SXSWでの体験は、一生忘れられないものになります。
創造性と夢を共有し、未来を共に作り上げましょう。
ぜひ、SXSWに足を運び、その素晴らしい世界を体験してみてください。
あなたの想像を超えた感動が、きっと待っています。