SXSWに企業・ブランドとして参加するには? House・公式イベント・プロモーションの方法

FIELD GUIDE|SXSW FOR BUSINESS

SXSWに企業やブランドとして参加する方法は、Expoへのブース出展だけではありません。

オースティンの街中に独自の拠点をつくるHouse、ブランドアクティベーション、トークやライブ、ネットワーキングイベントなど、SXSWでは目的に応じてさまざまな形で企業が参加しています。

SXSW期間中のオースティンを歩いていると、普段はホテルやレストラン、ライブハウスだった場所が、数日間だけまったく別のブランド空間に変わっていることがあります。

この記事では、企業やブランドがSXSWで何ができるのかを、実際の事例とともに紹介します。

SXSWでは、企業は何ができる?

SXSWへの企業参加というと、まずExpoへのブース出展を思い浮かべるかもしれません。しかし、それ以外にもさまざまな参加方法があります。

WAYS TO PARTICIPATE

Expo|製品や技術を展示し、デモを見てもらう

House / Activation|独自の空間やブランド体験をつくる

Event / Programming|トーク、ライブ、交流会などを開催する

Sponsorship|SXSWのプログラムや体験と連携して接点をつくる

商品や技術を展示する。新しいブランド体験をつくる。特定の業界の人が集まる場をつくる。音楽や映画、カルチャーと組み合わせる。

SXSWでは「何を展示するか」だけでなく、誰と出会い、どんな時間をつくりたいのかから参加方法を考えることができます。

街の中につくる「House」とは?

SXSW期間中のオースティンでは、ホテル、レストラン、ライブハウス、屋外スペースなどが、期間限定のブランド拠点へと変わります。

企業や国・地域、メディアなどが独自の空間をつくり、トークセッション、展示、ライブ、飲食、ネットワーキングなどを組み合わせて展開する、いわゆる「House」です。

SXSWのHook'Em House

Expoのブースよりも空間やプログラムを自由に設計しやすく、商品そのものだけでなく、そのブランドが考えていることや世界観まで体験として伝えられるのが特徴です。

HouseとExpoは何が違う?

Expoは、ひとつの展示空間に多様な企業やプロジェクトが集まり、製品やサービスを直接紹介する方法です。一方Houseは、独自の場所や時間を使い、空間そのものから体験を設計できます。どちらが適しているかは、目的や届けたい相手によって変わります。

ブランドを「見る」から、体験するへ

Houseほど大きな拠点をつくらなくても、SXSWの街の中にブランド体験をつくることができます。

新作の世界観を再現した空間、製品を実際に触れる体験、音楽や飲食と組み合わせたイベントなど、その形はさまざまです。広告を見るだけではなく、その場に入ったり、触れたり、誰かと話したりすることで、ブランドとの接点そのものを体験に変えていきます。

SXSWでのPrime Video Falloutブランドアクティベーション
Prime Video Fallout_Photo by Jordan Hefler
SXSW期間中のHotel La Croixブランド展開
Hotel La Croix_Photo by Aaron Rogosin

SXSWでは、企業向けの参加方法としてActivations、Custom Events、Partner Programmingなども用意されています。規模の大きさから考えるより、誰に何を体験してもらいたいのかから考えることが重要です。

SXSWでは、街そのものがブランド体験になる

SXSWのブランドアクティベーションが一般的な展示会と少し違って見える理由のひとつは、会場がひとつの建物に閉じていないことです。

SXSW Delta Lounge

セッションを見た人が街へ出て、別のHouseへ入り、ライブを見て、また別のイベントへ移動する。ホテルやレストラン、ライブハウス、屋外スペースも、その動線の一部になります。

企業にとっても、ロゴを見せることだけではなく、街を歩く人にどんな時間を提供するのかを考えられる場所です。そこで生まれた会話や体験が、ブランドとの新しい接点になります。

企業だけでなく、国や地域もHouseをつくる

Houseを展開するのは企業だけではありません。国や都市、地域、業界団体などが、自分たちのスタートアップやクリエイター、技術、文化を紹介する拠点をつくるケースもあります。

SXSW Australia House

展示だけではなく、トーク、ライブ、交流会、飲食などをひとつの場所に組み合わせることで、人が立ち寄り、滞在し、会話する理由をつくることができます。

「何を展示するか」だけでなく、「誰が集まる場所をつくるのか」もSXSWでの参加方法のひとつです。

「何を出すか」より先に、誰と何をしたいかを考える

SXSWで企業参加を考えるとき、最初から「Houseを出す」「Expoに出展する」と形式を決める必要はありません。

START WITH PURPOSE

製品や技術を実際に見てもらいたい
→ Expoでの展示やデモ

ブランドの世界観を体験してほしい
→ HouseやActivation

特定の業界や人と関係をつくりたい
→ トーク、レセプション、ネットワーキング

日本の技術・企業・文化をまとめて紹介したい
→ 複数の展示やプログラム、交流を組み合わせた拠点

目的によって、必要な規模も場所もプログラムも変わります。

SXSWで何ができるかを先に決めるより、まず「この場所で誰と何を起こしたいのか」を考えるところから始めると、参加方法を選びやすくなります。

SXSWへの企業参加を検討している方へ

SXSW Japanでは、Expoへの出展からHouse、ブランドアクティベーション、イベントまで、目的に応じた参加方法をご案内しています。

まずExpoについて知りたい方は、出展ガイドをご覧ください。Houseや独自イベントなどを検討している場合は、SXSW Japanまでお問い合わせください。

NEXT STEP

まずはExpoへの出展方法を知りたい方へ

出展の基本、ブースの考え方、日本から参加する際の情報をまとめています。


文:SXSW Japan
SXSWの企業向けプログラムや提供メニューは年度によって変更される場合があります。最新の実施条件・空き状況についてはSXSW Japanへお問い合わせください。