
ABOUT SXSW / FIRST-TIMER GUIDE
SXSWとは?
はじめての方へ
テクノロジー、映画・TV、音楽、コメディ、ビジネス、カルチャーが交差する、世界的なカンファレンス&フェスティバルです。
SXSWに興味はあるけれど、何から調べればいいかわからない。自分の仕事に関係があるのか、英語や費用、バッジ選びが不安。このページでは、SXSWがどんなイベントなのか、日本から初めて参加する前に知っておきたい基本を整理します。
FOUNDED
1987
AUSTIN, TEXAS
LOCATION
AUSTIN, TX
DOWNTOWN / MULTIPLE VENUES
FORMAT
CONFERENCE + FESTIVALS
INNOVATION / FILM & TV / MUSIC / COMEDY
SXSW 2027
MAR 15–21
7 DAYS / AUSTIN
SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)とは?
SXSW(South by Southwest/サウス・バイ・サウスウエスト)は、1987年に米国テキサス州オースティンで始まったカンファレンス&フェスティバルです。
現在はInnovation、Film & TV、Music、Comedyを中心に、セッション、映画・TV上映、ライブ、展示、スタートアップPitch、ネットワーキング、ブランドによる体験などが、オースティンの街の複数会場で同時に展開されます。
SXSWの大きな特徴は、ひとつの業界だけを扱わないことです。AIや新規事業のセッションを聞いたあとに映画のプレミアへ行き、昼はスタートアップのPitchを見て、夜は世界中のアーティストのライブを見る。同じ街の中で、企業、起業家、研究者、クリエイター、投資家、行政関係者、メディア、学生などが交差します。
そのためSXSWは、「最新情報を効率よく回収する展示会」とは少し性格が違います。異なる領域を横断しながら、自分の仕事や表現、事業の次の方向を見つけるための場所として参加されています。
OFFICIAL JAPAN REPRESENTATIVE
SXSW Japan(VISIONGRAPH Inc.)は、SXSWの日本におけるInternational Representativeです。
日本からの参加、バッジ購入、出展、応募、視察、企業活用などについて、日本語で情報発信とサポートを行っています。
SXSWでは何ができますか?
SXSWでは、ひとつの参加方法だけが用意されているわけではありません。2027年は主に次の4領域が交差し、その周辺に展示、Pitch、ネットワーキング、ブランドイベントなどが広がります。
01 / INNOVATION
Innovation Conference
AI、テクノロジー、マーケティング、ヘルス、クリエイターエコノミー、新規事業など、産業と社会の変化を扱うセッションや交流プログラムがあります。
02 / FILM & TV
Film & TV Festival & Conference
映画・TV作品の上映、プレミア、監督や出演者による対話に加えて、制作や映像ビジネスを扱うカンファレンスがあります。
03 / MUSIC
Music Festival & Conference
世界各地のアーティストによるショーケースと、音楽ビジネス、制作、マーケティング、ファンとの関係などを扱うプログラムがあります。
04 / COMEDY
Comedy Festival
スタンドアップ、即興、ポッドキャスト、スケッチ、ストーリーテリングなど、コメディを中心とするプログラムが開催されます。
さらに、SXSW Expo、SXSW Pitch、メンタリング、ミートアップ、各国・企業・団体によるHouseやブランドイベントなどがあります。公式プログラムと街中の企画が同時進行するため、「何を見るか」だけでなく「どこで誰と出会うか」もSXSW体験の一部です。

どんな人が参加していますか?
SXSWには、企業、スタートアップ、クリエイター、アーティスト、映画制作者、投資家、研究者、行政関係者、メディア、学生など、異なる目的を持つ人々が参加します。
新規事業のテーマを探す人、海外市場を見たい人、次の作品や表現の可能性を探す人、AIや都市、メディア、ウェルビーイングなど自分の専門領域を別の文脈から捉え直したい人。参加理由は一つではありません。
現地では、肩書きや所属だけでなく、「何に関心があるのか」「何を見に来たのか」「これから何をしたいのか」が会話の入口になります。すでに答えを持っている人だけでなく、次の方向を探している人にも向いているイベントです。
初めてでもSXSWに参加できますか?
はい。SXSWは初参加でも参加できます。 ただし、セッション、展示、上映、ライブ、ネットワーキング、街中のイベントが同時進行するため、何も準備せずに行くと情報量に圧倒されやすいイベントでもあります。
初参加で大切なのは、すべてを見ることではありません。自分が見たいテーマをいくつか決め、必ず参加したいプログラムを確認し、移動時間と休憩を含めた余白のある予定をつくります。
そのうえで、予定外のセッション、街中の展示、偶然会った人との会話などに時間を使える余地を残す。SXSWでは、計画と偶然の両方が重要です。
SXSW参加にはどれくらい費用がかかりますか?
必要な費用は、選ぶバッジ、航空券、ホテル、滞在日数によって大きく変わります。 特に金額への影響が大きいのは、バッジ、航空券、宿泊費です。
| 主な費用 | 確認したいこと |
|---|---|
| SXSW Badge | Platinum / Innovation / Film & TV / Musicの種類と購入時期によって価格が変わります。 |
| 航空券 | 出発地、経由地、予約時期、座席クラスによって大きく変動します。 |
| ホテル | 会場に近いダウンタウン周辺は利便性が高い一方、会期中は価格が上がりやすくなります。 |
| 現地費用 | 食費、Uber / Lyft等の交通費、通信、海外旅行保険などを見込んでおきます。 |
価格は年度、為替、購入・予約時期、空室状況で変わるため、このページでは固定した総額を掲載していません。法人参加では、現地費用に加えて社内手続きや帰国後の共有まで含めて予算を考えると実態に近くなります。
SXSWに参加するにはバッジが必要ですか?
SXSWの公式セッション、展示、Film & TV、Music、ネットワーキングなどに幅広く参加するには、基本的にSXSW Badgeが必要です。
2027年のBadgeは、Platinum、Innovation、Film & TV、Musicの4種類です。PlatinumはInnovation、Film & TV、Musicを横断してSXSW Conferences & Festivalsへ最も広くアクセスできるBadgeです。目的が明確な場合は、それぞれの領域に対応するBadgeを選べます。
ただし、Badgeを持っていても、会場の収容人数、予約、入場優先度などによって、すべてのプログラムへの入場が保証されるわけではありません。Badge選びでは「何を見たいか」を先に整理することが重要です。
英語が苦手でも参加できますか?
英語が苦手でもSXSWを体験することはできます。 展示、ライブ、映画、街中のブランド体験など、言葉だけに依存しないプログラムも多くあります。
一方、カンファレンスの内容を深く理解したり、現地でネットワーキングしたりする場合は、英語を使える方が得られる情報量は増えます。翻訳アプリやAI通訳も補助になりますが、専門用語、会場の音、話すスピード、ジョークや文化的な文脈まですべて拾えるとは限りません。
英語が不安な場合は、見たいセッションのテーマや登壇者を事前に調べ、自分の仕事内容と「SXSWで何を探しているのか」を短い英語で説明できるようにしておくと、現地で動きやすくなります。
SXSWを仕事に活かすには?
SXSWは、参加するだけで自動的に成果が出る場所ではありません。情報量が多いため、目的が曖昧なままだと「刺激を受けた」で終わることがあります。
企業視察や新規事業、R&D、ブランド戦略、人材育成などに活用する場合は、参加前から次の3点を考えておくと、現地で見たものを仕事へ戻しやすくなります。
- 自社にとって今見るべきテーマは何か
- 現地で誰と会い、何を確かめたいのか
- 帰国後に、誰へ、どのような形で共有するのか
SXSW Japanでは、公式日本語レポート、企業向けリサーチ、社内勉強会・報告会などを通じて、現地で見えた変化を日本の事業・ブランド・組織課題へ接続する支援を行っています。
初めてSXSWを検討するなら、まず何をすればいい?
最初からすべてを理解する必要はありません。まず、次の3つを順番に整理してください。
STEP 01
参加目的を決める
情報収集、新規事業、海外展開、ネットワーキング、作品応募、出展など、自分がSXSWで何をしたいかを言葉にします。
STEP 02
参加方法を選ぶ
必要なBadge、滞在日数、ホテル、航空券を確認します。初参加で手配に不安がある場合は、オフィシャルツアーや日本語サポートも選択肢です。
STEP 03
持ち帰り方を考える
企業参加なら社内報告、個人なら次の活動や作品、事業開発なら次の検証テーマなど、現地体験を何につなげるのかを決めます。
FOR FIRST-TIME ATTENDEES
SXSWは、完璧な準備ができた人だけの場所ではありません。
世界の変化を遠くから眺めるのではなく、その場に立って、自分の感覚で確かめる。まだ次の方向が決まっていないからこそ、異なる領域が交差する場所に行く意味があります。
まずは、自分が何に関心を持っているのかを一つ決めるところから始めてください。